タイポグラフィーのセミナーを受けてみました!

こんにちわ。いっちゃんです。今回はクリエイターが知っておきたいタイポグラフィについてのセミナーを受けてみました。
講師は増田恵一さんに教えていただきました。

タイポグラフィーのなまえとは?

タイポグラフィ(英: typography)の語源は、「形」を意味するギリシャ語の「typos(タイポス)」と「書く」を意味する。graphein(グラペイン)に由来しています。

単にタイポだけだと、俗に印刷物における誤植を意味する表現でもあります。コンピューターが普及した現在では、タイプミスや誤変換を指してタイポと呼ぶこともあります。

「フォント(英: font)」のもともとの意味は、ある書体を活版印刷で表現するための、「同じ書体同じ大きさの活字のセット」のことでした。活版印刷に使う鉛で出来た金属活字です。いまでは「フォント(フォントデータ)」は、コンピュータ上で利用できる、同じテーマを持ったひとまとまりの書体データを表す言葉として使われています。

フォントは、タイポグラフィの素材です。「書体」と「フォント」の違いは・・?「書体」も共通の表情を持つ文字の集まりのことです。現代ではデジタル化した「書体」=「フォント」と理解するとよいでしょう。

「書式」は文字について設定される書式(スタイル)のことです。 フォントの種類やサイズ、斜体や太字、文字色などがこれに当たります。

タイポグラフィの役割とは?

タイポグラフィは、文章を読みやすくみせるデザインの手法と、文字で一つのデザインをつくる手法の2つの意味を持っています。

現代は、文字情報が多くなる傾向にあるため、適切なタイポグラフィによってユーザーにサイトの雰囲気に合った印象を与えた上で、文字情報を認識・記憶してもらう必要があるでしょう。

また、タイポグラフィはブランドの個性やトーンを反映するための重要な要素です。 適切なフォントの選択とスタイルの活用によって、ブランドの特徴や価値観を視覚的に伝えることができます。 さらに、タイポグラフィの一貫性を保つことで、ブランドの統一性を確保しましょう。

フォントの使い方の違い

[インストールして使うフォント]
一番身近な使い方が「インストールしたフォントで成果物をつくる」パターン。つまり、無料のフリーフォントやメーカーが販売するフォントをインストールし、Microsoft WordやAdobe Ilustratorなどのアプリケーション上でポスターやバナー、テロップ、パッケージ、書籍などの成果物を制作すること。

[Webフォント]
Webフォントは、サーバーから配信されているフォントを、ブラウザで一時的に表示させる使い方です。本来なら、一般的なWebサイトで表示されている文字は、使っているデバイスの中にインストールされているフォントで表示されています。Windowsであれば游ゴシックであったり、Macであればヒラギノであったりということになりす。ところがWebフォントの場合は、サーバーにフォントを設置し、デバイスがサーバーのフォントを一時的に読み込むことで、どのデバイスで見ても同じフォントで表示されるようになっています。

[組み込みフォント]
組込みフォントは、機器やアプリへ組み込まれたフォント表示パネルを持つ電子機器にフォントプログラムを搭載する使い方です。ゲームやアプリもこれにあたります。

ゴシック体

[ゴシック体]
ゴシックフォントは縦線も横線も同じ太さで、「うろこ」のない和文フォント。遠くからも認識しやすく、ポスターなどにもよく使われる。ゴシックフォントには、角が丸い「丸ゴシック」というフォントもあり、通常のゴシックフォントよりやわらかい雰囲気を与える。

明朝体

[明朝体]
明朝フォントは横線より縦線の方が太く、線の端や角に「うろこ」と呼ばれる三角形の飾りが付く和文フォント。
教科書や新聞などに使われ、読みやすい性質も持つ。高級で上品な印象が特徴。細い線の場合は落ち着いた印象で、太くなるとやや元気な印象になる。

文字組み

[文字組み]
文字組みとは文字の並べ方。新聞のように文字を詰め込んだり、ポスターのように文字と文字の間の隙間を大きく取ったりと、それぞれに意図がある。文字組みが考えられているかいないかは、良いグラフィックデザインの制作において、非常に大切である。

[行間と行長、文字サイズのバランス]
行間(行と行の間)と行長(一行の長さ)、文字サイズのバランスを確認する。行送りが狭すぎても、広すぎても文章は読みづらくなる。一般的には文字サイズの1.5~2倍が良いといわれている。短い行長の方が読みやすい。一方、行送りが広い場合は、行長もある程度長くした方が読みやすい。行長は一般的には、15~35文字程度が理想とされている。

[禁則設定]
文章内の約物(やくもの:、。など)が行の頭にこないようにする。

[全角、半角]
一つの文章内の数字などの表記が全角もあり、半角もありとばらばらになっていると美しくない。全角、半角のどちらを使うかを決めた上で統一する必要がある。 

まとめ

今回はタイポグラフィーを学んでみて、タイポグラフィの意味など自分だったら調べない事が学べたので初めてセミナーに参加してみましたがとてもおもしろかったです。そして、とても勉強になりました。